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専業主婦デビュー。

昨夜心配した「惰性」は今朝は全く作動せず、あっさり「うおー休みだ!!」というヨロコビで満々。
何しましょう何しましょう!何でもできる「万能の日々」」の幕開けだ!(オオゲサ)
お天気もぴかぴかで、まるで私の「勤め上げ」を祝福してくれているかのようだ!(オオゲサ)
と有頂天になりつつ、午前中は堅実に区の出張所と銀行で引越しの手続きをした。
午後は日本橋に買物の用事があったので、天気も良いし思い切って歩いてでかけた。1時間程度のちょうど良いお散歩コースだ。

茅場町を通ったら、3時過ぎというお仕事人のプライムタイムだったので、背広姿の金融マン(と思しき方々)がうじゃうじゃいた。翻って、己の姿(ビジネス街をズルズル服着てぽてぽて歩く正真正銘ニンプさん)を省みてはなんだか、寅さんばりに「労働者諸君!頑張り給へ!」と叫びたくなってみたり、かと思うとその場違いさにちょっと申し訳ない気持ちになってみたり、ともかく、自分の身分を意識にアジャストさせるのに戸惑っているようだ。
「正確には来週いっぱいは産前休暇ではなく年次休暇を消化している身なので、堂々としていて良いのだわ」、「イヤイヤ、その後の産休中だってもちろん堂々としてて当然いいはずだ」とかなんとかかんとか、ブツブツ。
ああ、まあいいや。そんなこと考えるのはここ数日のうちだけだろう。

しかし、日本橋を渡って三越に一歩足を踏み入れてみたら、そこには全くアナザ・ワールドが広がっていてこれまたたまげた。平日夕刻のデパートは、優雅な(ということにしよう)マダム族とリタイアご夫妻がうじゃうじゃ。茅場町の路上で見かけた男性率約8割に対し、こちらは女性率9割。同じ時間に、ほんの数百メートルしか離れていないこの土地で、かくもクリアな棲み分けがなされているのはどういうこっちゃ。果たして私はどっちに属するのがよりシアワセなのか? 軽いアイデンティティ・クライシスを覚えた。
…でも答えは明白な気がする。こんな戸惑いもきっとここ数日だけ。適応力あるのだ♪
早速、適応力♪を発揮し、せっせとお買い物をして、荷物抱えて地下鉄で帰宅した。

専業主婦初日はそーんな感じで、無事終了。

by pi-tang | 2005-04-14 22:14 | 家事