プーケット記8。

昨晩はガシガシとパッキング。とはいえ、嵩張っていたオムツは減ったし、浮輪とビーチボールも穴が開いたので処分していくし(代わりに昨日新しいのを買った:日本より安いので)、意外とスンナリ。
チェックアウトして9時発で空港に向かった。1時間の道中、タクシーの運転手さんが、バンコクにいる奥さんと娘の写真を見せてくれて、その自慢話に花を咲かせていた。なんでもバンコクで警察官をしているそうで、だから自分は多少交通違反をしても、大丈夫なんだそうだ。ほんまかいな。
搭乗手続きをして、10時55分発バンコク行き、軽食を食べていたら12時半には到着した。
今夜の夜行帰国便までは、バンコクで時間をつぶす予定だ。荷物を預けて空港の外へ。
バンコクで時間を設けた目的は、オットも私もソンブーン(シーフードレストラン)に行きたい!!というただその一点のみで、それ以外はうーん、観光といっても、過去に何度か来ているし、子供連れではねえ? とりあえず今回は王宮に行ってみましょうか。
今年開業したばかりの空港リンク特急(成田エクスプレスのようで快適!でもガラガラで心配)から、これまた新しい地下鉄(円借款!)とLRTを乗り継いで、サパーン・タクシン駅そばのチャオプラヤ川のボート乗場に行く。(今日は乗り物ゲームだ!タクシー、飛行機、特急、地下鉄、LRT、ボート。)
その時点で王宮の入場時間には間に合わないことが判明してしまったので、目的地を大きな涅槃仏のいるワット・ポーに変更して、ボートで出発。(このお寺は2年前に子供も行ったことあるんだけど、まあいいや。)
川を行くボートは気持ち良くて…スースーが昼寝したので…私はそれを抱っこして、オット・セガレと離れて前部の座席に移動したら…、事件は起きた。
降りるべきワット・ポーの最寄り停留所(8番)で、私とスースーは降りそこね、先に降りたオット・セガレ組とはぐれてしまった~!!(停留時間が予想よりも短くて、混んでいるボートから脱出できなかった。)
とりあえず次の9番で降りて、その次の逆方向ボートで8番に戻ったけど…当然2人はそこにいると思ったけど…いない。既に30分ほど経過。ここで結構、頭マッシロになってしまった。
さて、私は携帯電話を持っていません。空港に預けた荷物に入れてしまいました。どうしましょう。トランジットなので、起点にすべきホテルもないし。
気持ちよく眠りっぱなしのスースーをとりあえず船着場のベンチに寝かせて、やきもきと2人を待つけれども、現れない。もしかしてワット・ポーに行っちゃった?次のボートで追いかけて9番まで行っちゃった?それとも、起点ということで、最初の0番乗場に戻っちゃった? 売店のおばさんに、日本人の父子を見なかったか?と聞いても、英語が通じず、身振りで「10分待てば次のボートが来るよ!」と親切に教えてくれるばかりで、ラチあかず。がびーん。
オットの携帯に電話することに思い至るが、国際電話なのでそこいらの公衆電話からはかけられない。うーーーん。各種の行き違いリスクを恐れつつ、寝起きのスースーととりあえず0番乗場に戻ることにした。0番からは、沿岸の高級ホテルの無料シャトルボートが出ているので(数軒のホテルがそれぞれボートを持っていて、順番に客を運んでいる)、どこかのホテルに行ってそこから電話をかけよう。しかも、えいもうどうせなら最高級!と(ややヤケクソ)、オリエンタルホテルのボートに乗せてもらい、ほぼ貸切状態で優雅に移動する。(素敵な屋形船なので、スースーは「お寺のおふねだね!」と喜んでいた。彼女は、「とうちゃんとニイニ、いないねえ」と言いつつ、状況わかってないので呑気にごきげん。)
娘連れのバックパッカーくずれみたいなおばさん、恭しく運んで頂いて、憧れのオリエンタルホテルに到着。バトラー兄さん、こんなのロビーまで先導して頂いて、す、すみません。
フロント兄さんには最初、国際電話は部屋からでないと(=宿泊客でないと)かけられません、といわれたが、事情を説明して懇願したら哀れさからかけてくれた。…ああでもなんと、留守番電話! 仕方ないのでメッセージを残して、ホテルに2分の通話に800円あまり払って、そそくさと退出した。ご親切、ありがとう。出世したら、今度はちゃんとキレイな格好して泊まりに来ます(夢)。
再度「お寺のおふね」に5分くらい載って、0番に戻る。そこでまた10分くらい待っていたが、待ち人が現れる気配はないので、メッセージに残した通り、「ソンブーン」を目指してLRTに乗った。
LRTの駅を降りて、スースーを抱っこして店に向かってボチボチ歩く。メッセージ聞いてなかったら万事休す…そしたら夜に空港カウンターで落ち合うしかないなあ。今からソンブーン行っても、スースーと2人だけじゃあゴチソウ食べられないからつまんないなあ…。ヌードルでも食べて切り上げるのかなあ。
と、ふと前を見ると、交差点で信号待ちする父子が!黄色いTシャツはセガレだ!!!!きゃああああああああ。
往来の真ん中で、4人でひしっと抱き合いましたよ!セガレを思わず泣かせちゃいましたよ!(それまでは全く泣かなかったらしい。)
いやいや、その後のソンブーンでの乾杯の感動的だったこと。カニカレーとシャコはじめゴチソウの美味しかったこと!(オオゲサ?)
聞けばオットも、行き会うならソンブーンしかない、と店に向かっていて、その途中で私のメッセージを聞いたのだそうだ。でも店でなくて往来で会えたというのが、運命的だわ。(オオゲサ?)
(余談ながらこのソンブーンは、新婚旅行の時が2人で来た最初。)
はぐれていた時間は3時間あまり(もっとずっと長いと思ったけど)。想像した通り、笑い話のようなあたふた行き違いを重ねた挙句、でもオットとセガレは、ワット・ポーの参拝まで済ませてきたらしい。それはよかったね。セガレに「父ちゃんどうだった?」と聞いたら、「あわてていた」のだそうだ(笑)。さてはきっと、私よりも慌てていたな。
いやーもちろん、相手はオットだし、最終的には空港で会えるとはわかっておりつつ、そのプロセスの楽しい計画が真っ白になってしまうというので、さすがに母ちゃんも焦ったよ。でも、ボートの桟橋ではぐれたのが、セガレ1人だったら…本気でもう一生会えなさそう。想像するだけでもコワイ。父ちゃんと一緒で本当に良かった。
(それにしても、私は2年前にはバンコクで財布すられたし、バンコクったら鬼門かも!)
シーフードたらふく食べて、7時半にレストランを出るとなんと雨がザンザン。タクシーで駅まで出て、電車で空港に戻った。22時半発のTGに乗ると子供たちはもちろんあっという間に落ちた。お疲れ様。
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by pi-tang | 2011-07-23 23:04 | 旅行