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桜みおさめ。

セガレは1週間よくがんばった。ついでに母ちゃんもがんばった。父ちゃんはその件に関しては存在感がなかったが、まあ、お仕事がんばった、んだろうきっと。
ということで、お天気の良い4月最初の土曜日は、電車に乗って古巣の深川へ遊びに行った。目的は、桜と厄除け。
深川不動で厄除けのお護摩を焚いてもらった。オットが本厄、私は後厄。なんだか毎年厄除けしているような気がする。これでこの1年が平穏無事だったら、「あなありがたや。お不動様のお陰で無事だった」ということで、来年もオットの後厄を払いに来るんだろうな。宗教ったら。
ところでお護摩の激しい太鼓や鉦の音に、セガレが泣くんじゃないかしらん、と思いきや、途中でウトウトしていたのには笑ってしまった。オオモノかも。境内には今年も花祭の灌仏が祀られており、セガレは甘茶をかけて喜んでいた。接待で頂いたおちょこの甘茶もぐびーっと一気飲み。「もっかいー」とおかわりまでして、係の人を笑わせていた。甘いお茶、確かにおいしいよね。
その後大横川沿いの桜を眺める。もうだいぶ葉っぱも出ていたが、花吹雪をセガレと追いかけたり、捕まえた花びらを運河へ投げ込んだり。運河に浮かぶ花筏も堪能した。
親水公園や近辺の児童遊園にも立ち寄ってセガレを遊ばせた。2年前まで此処に住んでいた頃には子供がいなかったので、この辺りの公園事情なんて気にしたこともなかったが、今見てみると結構公園が多く、遊具も充実している。緑が少ない地域だからこそ、却ってこういう所に税金が投入されるんだろうな。
たっぷり遊んで地下鉄で帰宅。桜はもうおしまいかな。そういえば地元井の頭公園の桜は、今年は一目も見ずじまいだった。来年こそ。

余談ながら、セガレ本日の神童(?)っぷり。
①さてこの先が富岡八幡だよー、と角を曲がりかけたら、鳥居が目に入るより先に、セガレが「ナンマイー」と言いながら手を合わせた。ニオイでわかるの?まさか。
②深川不動の本堂の中で護摩施行を待っている時、沢山の密教グッズを物珍しそうに眺めていたセガレ、すぐ横にあった丸い「木魚」を指差しながら、おもむろに「サカナー」と言った。全然魚の形してないのに。生まれて初めて見たはずなのに。な、なぜ?
ちょっと、相変わらず、こわい。

by pi-tang | 2007-04-07 21:15 | 散歩