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動物園で考えたこと。

今日もぴかぴかの秋晴れ。思い立って上野動物園にでかけた。
何年かぶり(オットは何十年ぶり)の上野動物園は、家族連れで大賑わい。広いのでそれほどギュウギュウという感じではないけれど、それでも園内にいる限り、少子化はどこか別の国の話に違いないと錯覚させられる。動物を見に来たのは確かだけど、人間サマまでこんなに沢山見物できるとは。
でもまあ、パンダ、ゾウから始まって、メジャーなところ(どんなところ?)はひと通り押さえた。(建物に入る展示(両棲爬虫類館と水生動物園)は、すごい人いきれだったので入館を断念。)こども動物園では、セガレはヤギに草を与えて、ナデナデもできた。
セガレは動物が動いたりするとそれなりに喜んでいたけれど、眼前の大きな生き物たちが、自分の知っているあの絵本の中の、あのかわいい、ゾウさんやキリンさんやクマさんやヤギさんやキツネさんやペンギンさん・・・・達と、よもや同じモノだとは、認識できていないんだろうな。どのくらいになれば一致するのだろう。
そして私は数々の動物を前にして、ゾウさんの絵はなぜしばしば水色なんだろう(本物はどす黒いグレーなのに)とか、クマは本当は恐いのに、子供向けにはかわいいフレンドリーなキャラとして、なんにでもクマさんの絵がついているのは何故だろう、とか、素朴な疑問がいくつか頭をかすめた。パンダ舎では、かつて中国通の先輩Mさんが「パンダはあの色が逆(全体が黒で目の周りが白)だったら、誰も見向きもしないだろう」と断言していたのを思い出して、妙に納得したりもした。
そして、キリン。すごく久しぶりに本物を見たけれど、目がかわいい!背が高くてかっこいい!色もステキ!すっかり惚れた。私の中で、「今日来た甲斐」ナンバーワン。

さて、動物園を出た後は上野公園の中を通って、西郷さんに「先月アナタの地元にお邪魔しましたよ」とご挨拶をして帰宅。正しく行楽日だった。

by pi-tang | 2006-10-08 21:23 | 散歩