母ちゃんは漁へ。
なんの酔狂だか、今日は生まれて初めて「海釣り」を体験してきた。
オットが職場の上司から、恒例の秋釣り大会に誘われたのだが、あいにく別件(逗子の俳句の先生宅で会合)と重なったため辞退するとのこと。ふーん残念ね、と話を聞いていたら、オットから魅惑的な提案が。すなわち、「釣りの集合場所の金沢八景と逗子はとても近い。今回は午後釣りだし、セガレはボクが見てるから、キミが釣りに行ってくれば?」
オットは私が「まさか~」と一笑に付すことを内心期待していたようだが、なんのなんの、「それノッタ!」という私のあまりの食いつきの良さに引っ込みがつかなくなり、果たして、「母ちゃんは漁、父ちゃんは子守」という夢のコラボレーションが実現することとなった。(その上司とは私も直属で働いていたことがあり、オットの代わりに行っても面食らわれない。)
いやー実は行ってみたかったのよ。一昨年も、昨年も。でも諦めてたのよ。
さてそして今朝、10時半に家を出て3人で京急で金沢八景へ。久しぶりに会う上司・同僚と共に勇んで乗船準備を終え、船宿の桟橋でオットとセガレに見送られて、13時いざ出航。(2人はその足で逗子に移動。)セガレよイイコに待っててね!母ちゃん夕食とってくるからね!
今日も天はくっきりと高く、釣り船は東京湾の秋潮を爽快に押し分けて進む。この時点でもう、「ああ、来て良かった」感満々。オットがいない!セガレがいない!そして私は海の上!いいのかしらこんなことが許されて!!
・・・だから、いいのだ。
釣果がなくても。
いや、負け惜しみじゃなくて、いや半分は負け惜しみだけれど、でも、いいの。充分気持ち良かったから。釣れたのはようやく、アジ1匹だけだったのだけれども、でもいいの。ゼロじゃなくって恩の字。頭空っぽになれて(←なんせ釣れないので結構ヒマもあった)、リフレッシュできたから。
ちなみにこの日は相当調子が悪かったらしく、リーダーの上司(職場きっての太公望)もアジ3匹+サバ1匹という結果で、それは「散々」と評するべきものだったらしい。「初めてなのにこんな日で申し訳なかったねえ」とまで言われてしまった。いえいえそんな、とんでもない。(初めてなので、「釣れる日」がどんなものなのかイメージすらできない私。)
船は17時過ぎに帰港。解散後、私は逗子の先生の家へ急ぎ、オットとセガレ、そして10名ほど集っていた仲間達と合流した。セガレはみんなに可愛がってもらい(お仲間サンの日記)、まずまずゴキゲンに過ごしていたようだ。
それにしても、どうやら私はこの場に、「みんなが食べきれないほどの魚」を背負って登場することが期待されていたらしい。(そんなこと私はコミットしてないのに、オットがっ!)でも、背負ってきた大きなアイスボックスは切ないほどに軽かった。皆さまごめんなさい。
アジ1匹をオットがお造りにしてくれたのを、みんなで一切れずつ「気持ちだけ」。なんせトレトレ、しかもとっても高価なアジ(対船賃)だけあって、しっかり美味しかった。(あ、しまったセガレに食べさせなかった!火を通して少しやればよかったな。ごめんよう。)
結局アジ以外のごちそうとお酒を私も沢山頂いて、気分良く帰途についた。
あーおもしろかった。(負け惜しみじゃないってば。・・・でも、いつかリベンジ、できるかな。)
オットが職場の上司から、恒例の秋釣り大会に誘われたのだが、あいにく別件(逗子の俳句の先生宅で会合)と重なったため辞退するとのこと。ふーん残念ね、と話を聞いていたら、オットから魅惑的な提案が。すなわち、「釣りの集合場所の金沢八景と逗子はとても近い。今回は午後釣りだし、セガレはボクが見てるから、キミが釣りに行ってくれば?」
オットは私が「まさか~」と一笑に付すことを内心期待していたようだが、なんのなんの、「それノッタ!」という私のあまりの食いつきの良さに引っ込みがつかなくなり、果たして、「母ちゃんは漁、父ちゃんは子守」という夢のコラボレーションが実現することとなった。(その上司とは私も直属で働いていたことがあり、オットの代わりに行っても面食らわれない。)
いやー実は行ってみたかったのよ。一昨年も、昨年も。でも諦めてたのよ。
さてそして今朝、10時半に家を出て3人で京急で金沢八景へ。久しぶりに会う上司・同僚と共に勇んで乗船準備を終え、船宿の桟橋でオットとセガレに見送られて、13時いざ出航。(2人はその足で逗子に移動。)セガレよイイコに待っててね!母ちゃん夕食とってくるからね!
今日も天はくっきりと高く、釣り船は東京湾の秋潮を爽快に押し分けて進む。この時点でもう、「ああ、来て良かった」感満々。オットがいない!セガレがいない!そして私は海の上!いいのかしらこんなことが許されて!!
・・・だから、いいのだ。
釣果がなくても。
いや、負け惜しみじゃなくて、いや半分は負け惜しみだけれど、でも、いいの。充分気持ち良かったから。釣れたのはようやく、アジ1匹だけだったのだけれども、でもいいの。ゼロじゃなくって恩の字。頭空っぽになれて(←なんせ釣れないので結構ヒマもあった)、リフレッシュできたから。
ちなみにこの日は相当調子が悪かったらしく、リーダーの上司(職場きっての太公望)もアジ3匹+サバ1匹という結果で、それは「散々」と評するべきものだったらしい。「初めてなのにこんな日で申し訳なかったねえ」とまで言われてしまった。いえいえそんな、とんでもない。(初めてなので、「釣れる日」がどんなものなのかイメージすらできない私。)
船は17時過ぎに帰港。解散後、私は逗子の先生の家へ急ぎ、オットとセガレ、そして10名ほど集っていた仲間達と合流した。セガレはみんなに可愛がってもらい(お仲間サンの日記)、まずまずゴキゲンに過ごしていたようだ。
それにしても、どうやら私はこの場に、「みんなが食べきれないほどの魚」を背負って登場することが期待されていたらしい。(そんなこと私はコミットしてないのに、オットがっ!)でも、背負ってきた大きなアイスボックスは切ないほどに軽かった。皆さまごめんなさい。
アジ1匹をオットがお造りにしてくれたのを、みんなで一切れずつ「気持ちだけ」。なんせトレトレ、しかもとっても高価なアジ(対船賃)だけあって、しっかり美味しかった。(あ、しまったセガレに食べさせなかった!火を通して少しやればよかったな。ごめんよう。)
結局アジ以外のごちそうとお酒を私も沢山頂いて、気分良く帰途についた。
あーおもしろかった。(負け惜しみじゃないってば。・・・でも、いつかリベンジ、できるかな。)
by pi-tang | 2006-10-09 23:24 | 散歩