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読書の秋。

セガレは絵本が大好き。ちょっとおとなしくしているな、と見ると1人で本をめくっている。1人でニコニコめくっては何やらおしゃべりしている分には見ていて微笑ましいのだが、最近は、やたらと本を私のところまで持ってくるようになってきた。「読め」と。
立っている私にテケテケと突進してきては本を差し出すこともあるし、あるいは座っている私の膝の間に勝手に座り込んで、「読んでもらう体勢」を取ることもある。(後者をされるのが実は結構好きな母ちゃん。)
ということで、私は日がな一日本を読んでいる。自分の積読本は増えるばかりなのだが、セガレの絵本はソラでも言えるものがだいぶ増えてきた。のりもの本のおかげで、「タンクローリー」とか「パワーショベル」とかの区別がつくようにもなってきちゃった。
今週のヒットは、「もこもこもこ」。評判を聞いて図書館で借りてきたのだが、果たしてセガレにも大ツボ。まだ5回くらいしか読んでいないのに、セガレはすっかり内容を覚えてしまい、ページをめくる私に先駆けて、次のページの「ぱく」とか「ぷうっ」とかを声に出して言うのには心底驚かされた。ページをめくるたびにケラケラ笑うし、一体全体どういう仕掛けだろう。うーん深い。
絵本に食べ物が出てくれば、それを指で口に運んでモグモグ食べる真似をしたり、はたまた「バイバイ」が出てくれば、手を振って自分もバイバイしたり、「とけいの絵」が出てくれば、実際に壁にかかっている時計を指差して私に教えてくれたり、いやもう全身で本を読んでいる感じ。忙しそう、楽しそう、うれしそう。
発する言葉も日に日に増えているし、砂が水を吸うように、セガレが日々何かを身につけつつあるなあ、ということをシロウト母ちゃんである私ですらも実感せざるを得ない。こちとら日に日に脳みそがツルツルになっていくのを痛感しているだけに、なんだかホントにもう、セガレよ私の分までいろいろがんばってね、って感じ。

by pi-tang | 2006-10-13 22:58 | 絵本