人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今日図書館へ返した本。

セガレの読書録として。
もこもこもこ(谷川俊太郎・元永定正)◆大好き大好き。朝昼晩と私のところへ「読め」と持ってくる。私が無言でページをめくると、次ページを先走って全部ソラで言ってくれる。私が読んであげると、もれなくキャキャッと笑っている。近々買うことにしましょう。
きんぎょがにげた(五味太郎)◆簡単なかくし絵の本。「きんぎょさんどこ?」と聞くと、わかってはいるみたいだけれども指はささない。楽しむにはまだ少し早いのかな?でも絵の中に自分の知っているもの(車、馬、飛行機、靴・・・)を見つけては、盛んに教えてくれる。あ、そういえば主人公の「きんぎょ」は、まだ本物を知らないねえ!
やこうれっしゃ(西村繁男)◆私のツボ。昭和の香り満々、芸も細かくて眺めていて飽きない。セガレにこの風情は到底わからんだろう、と思いきや、人物が沢山描いてあるのが楽しいのか、何度も読めとせがんでくる。(読むといっても字のない絵本なんだけど。)弁当食べる客を指して「おいしい」サイン、赤ちゃん指して「エンエン」、眠る客見て「ネンネ」、はたまた、駅のホームの時計を指して教えてくれたり、まあ、とにかくいろいろと発見に忙しい。
とっきゅうでんしゃあつまれ(山本忠敬)◆1980年代後半の電車の絵がいっぱい。古~い!と思ったらやっぱり絶版なのね。私にとってはなんともレトロな列車の絵がひたすら並んでいるのだが、セガレにとっては古いも新しいも何も。「じぇんじぇ(でんしゃ)!」「じぇんじぇ!」と、ふと見ればいつも食い入るように眺めている。
のりものいっぱい(柳原良平)◆ええ、ええ、乗り物づくしですとも。セガレはもちろん大好きですとも。シンプルな切り絵の乗り物が並ぶ中、2箇所だけ人の顔が出てくる。セガレはその1つめ(最初のページ)に「こんにちは」、2つめ(最後のページ)に「バイバイ」を欠かさない。

結局5冊とも大好きで、どれも毎日何回も読めとせがまれた。返すのが惜しくなっちゃったくらい。(それにしても、私が読んでいる新聞をバシャバシャと奪い取って、かわりに絵本を手に押し込むのはやめてください。)
部屋におもちゃと本の両方を一緒に置いていても、最近は4対1くらいの時間配分で圧倒的に本を見ていることが多い。大ブームらしい。恐るべしオットのDNA?

by pi-tang | 2006-10-26 21:46 | 絵本