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本日のイベント。

ゆうべ私がギリギリ午前様で帰宅した時、オットはまだ家にいなかった。ウズベク人のお宅に招待され、すっかり酔っ払って帰宅したのは2時近く、ウオツカ臭をプンプンさせてゴキゲンに「ズドラストヴィーチェ!」(ロシア語で「こんにちは」)と叫び続けるオットの声を夢うつつの中で聞きながら、私は「本日のお出かけ計画」を白紙にリセットした。経験値上、オットがここまでヘベレケの翌日は、1日中使い物にならないことは明白である。

さて、朝になって私は「修正版行動計画」に基づいて、シャワーを浴びて洗濯をして、案の定河馬のように眠り続けるオットを尻目に一人で外出した。と言っても、向かった先は家から徒歩4分の「吉野家門前仲町店」だ。
今日は牛丼限定復活の日。ゼッタイ食べるぞ!と数日前から気合が入っていたのだ。
え、熱烈ヨシギューファンだったっけ?と言われると、イヤ、果たしてそんなことはなく、牛丼は一生で10回食べたことがあるかないか、という感じ。(決して嫌いではない。むしろ好きな味。)しかしこのところ、駅からの帰途毎日吉野家の前を通り、そのたびに「2月11日!」が大々的に予告されているのを目にするうちに、すっかり洗脳されてしまった。この日は、全日本国民が当然に並ぶのだろう、くらいの錯覚に陥って、「これは是非私も!」という気になったのである。
私が単なる限定モノに弱い、お祭り好きである点は否めないが、今回のイベントは吉野家にとって、BSE問題に対するアドボカシーの面もあるようで、イロイロと聞くにつれ、まあ、食べることによってちいとはサポートできるのならば、という気になったというのも事実だ。

開店の11時の10分前に到着すると、いつもは閑散としている吉野家の前は予想通り人だかりがしていて、その行列は2件隣の八百屋の角をグルリと回った先までまだまだ伸びていた。
私は30番目くらいだったと思うが、寒空の中、結局ちょうど1時間並んでようやく牛丼弁当2つを手に入れ(「並んだからには!感」に駆られてついつい大盛)、いそいそと帰宅した。

家にあった卵をトロリとかけて、久しぶりの味をいただきます!
オット(一緒に行列するはずが免除された)も、頭が痛い痛いとぼやきつつ、おいしいね~!とぺろりと食べてくれたので良かった。
こうして、私の本日のメインイベントは昼過ぎには無事終了した。

by pi-tang | 2005-02-11 23:09 | 雑記