人気ブログランキング | 話題のタグを見る

運動会!

今日は待ちに待った運動会。ぴょーんと起きてきた子供と朝食を食べていると、8時にドーンドーンと花火の音が聞こえてきて、ソワソワ感を煽る。でもこれは運動会ではなく、鎮守様のお祭りの合図だ。今週末は一帯体挙げてハレの日ですよ!
乳児クラスと幼児クラスはプログラムが分かれていて、前半のスースーは8時半に集合。今週は残暑がぶり返し、今日も朝からあつーい。観客も大変だ。
開会式では、スースーでは大勢の人がいるたただならぬ雰囲気にすっかり硬直しちゃった。家で毎日見せてくれていた「どうぶつたいそう」も、本番では微動だにせず直立のまま。去年も全くダメだったけど、今年も同様だったねえ・・・。(実は殆どの子供が出来てなくて、場は阿鼻叫喚に近いものがあった。乳児さんってそんなもの。)
その後、あひる組さんは、よーいどん、でピョンピョンはねて、カードを拾ってポストに入れて、ゴール!という競技(?)。こちらはスースー、まずまず張り切って、かつ冷静にこなしていた。本番に強いタイプ?というか、肝が据わってることは、据わってる。
と、スースーはそれだけ。参加記念品を頂いて解散した。あっという間だー。(まさに兄の「前座」っぽかった。)
幼児は9時に集合し、9時20分開始。開会してまずは、ひばり組(年長)の鼓笛演奏!
25人のひばりさん、いやもう上手で上手で。「上を向いて歩こう」と「Sing Sing Sing」、両方とてもよく出来て、母ちゃん思わず(予定通り)涙腺がゆるむ。セガレのティンプトンもかっこよかった。みんなで真夏に頑張って練習してきたものね。先生達、あの動物園にいるかのごとき子供たち集団を、よくぞここまで指導してくださったなー。
と感動に浸るうちに年少年中の競技を経て、ひばり組は「組体操」。これも話はずっと聞いていたので楽しみにしていたけど、みんな上手に頑張った。一番高い「貫井タワー」の形では、セガレは3段の天辺に乗って、ちょっとふらつきながらもちゃんとポーズ出来た。
そして最後は、年中さんとの縦割りグループ対抗のリレー。これがまた、白熱の展開ですごく盛り上がった。年長さんともなると、みんな勝ち負けに本気になるのねー。(そんなことにも成長を感じてホロリ。)全員の眼に「負けん気」が漲って迫力のあること。
抜きつ抜かれつ、最後はセガレの「つきグループ」が1等賞!そういえば去年も1位だった。すごーい!
興奮冷めやらぬまま、閉会式となった。
・・・セガレの保育園生活最後の運動会が、終わっちゃった。これからはいよいよ、卒園・入学に向けたモードに切り換わるのかな。ちょっとうれしいちょっとさびしい、秋の訪れ。

# by pi-tang | 2011-09-10 23:10 | 保育園

エーゴを話す子。

テレビにロケットが映っているのを見ていたスースーが、
「スースねー、ロケット乗りたい!」
とおっしゃった。あら、いきなり大きな夢だこと。いいねー、大きくなったら乗れるかもよー。
ちょうどNASAのお姉さんが英語でしゃべっていたので、
「でもじゃあ、英語を話せるようにならないといけないね」
と教えてあげたら、
「じゃあ、Nくんはエーゴをしゃべるから、ロケットのれるね!」
と。同じあひる組のNくんは、外国人のご両親に連れられてこの春、日本に来たばかり。当初はご両親も全く日本語を解さず、Nくんも園で毎日泣いていたようだけど、最近はどうなのかな。スースーに聞く限り、子供同士とはいえ、まだ完全にコミュニケーションできるほどではないようだ。
でもスースーなりに、エーゴをしゃべるNくんの状況を受け止めて、認めてあげているのかな。仲良く遊んでね。
なんてことを思いながら、
「そーだねー、Nくんはいいね。すごいね!」
ということで話をまとめた。
で、オチとしては、Nくんことニャットくんは、ベトナム人。
しゃべっているのは英語じゃなくて、実はベトナム語なのよん。(なんてことには、スースーは気づきようもない!)

# by pi-tang | 2011-09-02 22:13 | スースー

3歳児健診。

今日は午後スースーの3歳児健診に行く必要があり、休暇を取った。2人とも登園させたので、午前中は家で1人でのんびり~。とはいえ若干無理やり休んだので、持ち帰った仕事でもしましょかね。(←注:結局しない。)
と、3軒隣の保育園からドドドンと太鼓の大音響が聞こえてきた。
来月の運動会に向けて、年長さんの鼓笛の予行練習だ!
うおー見たい、見たい。仕事どころではない!あっという間に誘惑に負け、ツッカケ引っ掛けて見に行った(園の隣の医院の塀の陰からこっそり)。
神妙な顔してティンプトンを叩いているセガレはじめ、お友達もみんな、やっとるやっとる。去年の運動会で年長さんが頑張っているのを見て涙出そうになったけど、今日は練習を数分間チラ見しただけで、ウルウルきた。本番では母ちゃん、号泣決定。当日が楽しみ~。
それにしても、普段は昼間家にいないからわからないけど、保育園からのこの騒音たら。近隣の方々の温かい理解に守られて、子供たちも楽しい園生活を送っているのね。改めて感謝だ。

さて、12時半にスースーを迎えにいって(昼寝をせずに待っていて、ぴょん、と飛び出してきた)、自転車で保健センターへ。
3歳と1ヶ月弱現在、身長90.9cm、12.45kg。その他の諸処、すべて問題なく「健康」。
問題なしだけど、保健士さんとの面接では、まあ予想通りとはいえ、内弁慶ちゃん炸裂していた。
名前を聞かれても何聞かれても、
「こんな知らんおばちゃんにしゃべってたまるか」
てな態度で固まりっぱなし。積木を積むテスト(遊びなんだけど)すら、はじめのうちは手を触れようともしない。
おかげで「場所見知り・人見知りが激しい」というレッテルを貼られかけて、最初の保健士さんに引き続き、ベテラン保健士さんまで登場してかなりじっくり話を聞かれた。
いやー、母ちゃんあんまり気にしたことなかったんですが、そんなモンダイなレベルですかね?
(そのうちにスースーも少しずつ気を許し、集団遊びなどもし始めたので結局は無罪放免された。)
それよりも、続いての初めての歯科検診で、大抵の子がギャン泣きして阿鼻叫喚の様相を呈する検査室において、スースーはビクともせずにお口をアーンと開けていたことに、母ちゃんは注目よ。なんというか、胆の据わった子ですわ。(これまで予防接種で泣いたこともないし。)虫歯もなくって、良かったね。
ところでこれまで数ヶ月間、文字通り「魔の2歳児」的日常が続いていて、母ちゃんもそれにはほとほと手を焼いていたのだけど、気がつくと3歳の誕生日を迎えてからは、「イヤイヤ」頻度が目に見えて減っている気がする。すごいぞ3歳!おねえちゃん!
保健センター内にある育児支援施設で1時間ほど遊んでから、お買物経由、兄を迎えに帰った。半日の2人きりデート、楽しかったね。

# by pi-tang | 2011-08-24 22:25 | スースー

プーケット記9。

バンコクからの飛行機は満席というほどではなくて、セガレは2席使って横になって寝ることが出来た。朝6時半に成田到着。タイの時間では5時半、ということは結局正味6時間も眠れていないので、子供の寝ぼけグズりを恐れていたのだけど、意外や2人ともちゃんと目覚めてくれたので助かった。
電車に乗ってネムネムで何度も乗り換えするのは面倒だったので(親が)、リムジンバスで吉祥寺に出る。みんな爆睡。そこから中央線→タクシーで帰宅したのが、10時ごろ。
さてさて、長い旅行中、体調を崩すこともなく、無事に帰ってこれて何よりでございました。今日は1日休養~。

ところで、まだ尾を引いている昨日の「生き別れ事件」、話を纏めると、私とオットの言い分はそれぞれこういうことだった。
私:「ボートを降り損ねた(=悪い)のは私なので、私がなんとしても、当初降りるべき場所に戻って、そこで落ち合うのが筋」
オット:「そうは言っても、男たるもの、オイラがかわいいヨメと娘(←注:そこまで言ってない)を救いにいってやらないといけない!」
そりゃあ、お互いすれ違うワケだ。ほほほ、救いがいのない、自力で張り切っちゃうヨメですんませんでした。ちゃんちゃん。

# by pi-tang | 2011-07-24 23:07 | 旅行

プーケット記8。

昨晩はガシガシとパッキング。とはいえ、嵩張っていたオムツは減ったし、浮輪とビーチボールも穴が開いたので処分していくし(代わりに昨日新しいのを買った:日本より安いので)、意外とスンナリ。
チェックアウトして9時発で空港に向かった。1時間の道中、タクシーの運転手さんが、バンコクにいる奥さんと娘の写真を見せてくれて、その自慢話に花を咲かせていた。なんでもバンコクで警察官をしているそうで、だから自分は多少交通違反をしても、大丈夫なんだそうだ。ほんまかいな。
搭乗手続きをして、10時55分発バンコク行き、軽食を食べていたら12時半には到着した。
今夜の夜行帰国便までは、バンコクで時間をつぶす予定だ。荷物を預けて空港の外へ。
バンコクで時間を設けた目的は、オットも私もソンブーン(シーフードレストラン)に行きたい!!というただその一点のみで、それ以外はうーん、観光といっても、過去に何度か来ているし、子供連れではねえ? とりあえず今回は王宮に行ってみましょうか。
今年開業したばかりの空港リンク特急(成田エクスプレスのようで快適!でもガラガラで心配)から、これまた新しい地下鉄(円借款!)とLRTを乗り継いで、サパーン・タクシン駅そばのチャオプラヤ川のボート乗場に行く。(今日は乗り物ゲームだ!タクシー、飛行機、特急、地下鉄、LRT、ボート。)
その時点で王宮の入場時間には間に合わないことが判明してしまったので、目的地を大きな涅槃仏のいるワット・ポーに変更して、ボートで出発。(このお寺は2年前に子供も行ったことあるんだけど、まあいいや。)
川を行くボートは気持ち良くて…スースーが昼寝したので…私はそれを抱っこして、オット・セガレと離れて前部の座席に移動したら…、事件は起きた。
降りるべきワット・ポーの最寄り停留所(8番)で、私とスースーは降りそこね、先に降りたオット・セガレ組とはぐれてしまった~!!(停留時間が予想よりも短くて、混んでいるボートから脱出できなかった。)
とりあえず次の9番で降りて、その次の逆方向ボートで8番に戻ったけど…当然2人はそこにいると思ったけど…いない。既に30分ほど経過。ここで結構、頭マッシロになってしまった。
さて、私は携帯電話を持っていません。空港に預けた荷物に入れてしまいました。どうしましょう。トランジットなので、起点にすべきホテルもないし。
気持ちよく眠りっぱなしのスースーをとりあえず船着場のベンチに寝かせて、やきもきと2人を待つけれども、現れない。もしかしてワット・ポーに行っちゃった?次のボートで追いかけて9番まで行っちゃった?それとも、起点ということで、最初の0番乗場に戻っちゃった? 売店のおばさんに、日本人の父子を見なかったか?と聞いても、英語が通じず、身振りで「10分待てば次のボートが来るよ!」と親切に教えてくれるばかりで、ラチあかず。がびーん。
オットの携帯に電話することに思い至るが、国際電話なのでそこいらの公衆電話からはかけられない。うーーーん。各種の行き違いリスクを恐れつつ、寝起きのスースーととりあえず0番乗場に戻ることにした。0番からは、沿岸の高級ホテルの無料シャトルボートが出ているので(数軒のホテルがそれぞれボートを持っていて、順番に客を運んでいる)、どこかのホテルに行ってそこから電話をかけよう。しかも、えいもうどうせなら最高級!と(ややヤケクソ)、オリエンタルホテルのボートに乗せてもらい、ほぼ貸切状態で優雅に移動する。(素敵な屋形船なので、スースーは「お寺のおふねだね!」と喜んでいた。彼女は、「とうちゃんとニイニ、いないねえ」と言いつつ、状況わかってないので呑気にごきげん。)
娘連れのバックパッカーくずれみたいなおばさん、恭しく運んで頂いて、憧れのオリエンタルホテルに到着。バトラー兄さん、こんなのロビーまで先導して頂いて、す、すみません。
フロント兄さんには最初、国際電話は部屋からでないと(=宿泊客でないと)かけられません、といわれたが、事情を説明して懇願したら哀れさからかけてくれた。…ああでもなんと、留守番電話! 仕方ないのでメッセージを残して、ホテルに2分の通話に800円あまり払って、そそくさと退出した。ご親切、ありがとう。出世したら、今度はちゃんとキレイな格好して泊まりに来ます(夢)。
再度「お寺のおふね」に5分くらい載って、0番に戻る。そこでまた10分くらい待っていたが、待ち人が現れる気配はないので、メッセージに残した通り、「ソンブーン」を目指してLRTに乗った。
LRTの駅を降りて、スースーを抱っこして店に向かってボチボチ歩く。メッセージ聞いてなかったら万事休す…そしたら夜に空港カウンターで落ち合うしかないなあ。今からソンブーン行っても、スースーと2人だけじゃあゴチソウ食べられないからつまんないなあ…。ヌードルでも食べて切り上げるのかなあ。
と、ふと前を見ると、交差点で信号待ちする父子が!黄色いTシャツはセガレだ!!!!きゃああああああああ。
往来の真ん中で、4人でひしっと抱き合いましたよ!セガレを思わず泣かせちゃいましたよ!(それまでは全く泣かなかったらしい。)
いやいや、その後のソンブーンでの乾杯の感動的だったこと。カニカレーとシャコはじめゴチソウの美味しかったこと!(オオゲサ?)
聞けばオットも、行き会うならソンブーンしかない、と店に向かっていて、その途中で私のメッセージを聞いたのだそうだ。でも店でなくて往来で会えたというのが、運命的だわ。(オオゲサ?)
(余談ながらこのソンブーンは、新婚旅行の時が2人で来た最初。)
はぐれていた時間は3時間あまり(もっとずっと長いと思ったけど)。想像した通り、笑い話のようなあたふた行き違いを重ねた挙句、でもオットとセガレは、ワット・ポーの参拝まで済ませてきたらしい。それはよかったね。セガレに「父ちゃんどうだった?」と聞いたら、「あわてていた」のだそうだ(笑)。さてはきっと、私よりも慌てていたな。
いやーもちろん、相手はオットだし、最終的には空港で会えるとはわかっておりつつ、そのプロセスの楽しい計画が真っ白になってしまうというので、さすがに母ちゃんも焦ったよ。でも、ボートの桟橋ではぐれたのが、セガレ1人だったら…本気でもう一生会えなさそう。想像するだけでもコワイ。父ちゃんと一緒で本当に良かった。
(それにしても、私は2年前にはバンコクで財布すられたし、バンコクったら鬼門かも!)
シーフードたらふく食べて、7時半にレストランを出るとなんと雨がザンザン。タクシーで駅まで出て、電車で空港に戻った。22時半発のTGに乗ると子供たちはもちろんあっという間に落ちた。お疲れ様。

# by pi-tang | 2011-07-23 23:04 | 旅行